導入事例 No.015
支店間でオフィス什器を再利用
全国約20拠点の使いまわしを効率化
東京本社と全国約20か所の工場・拠点を持つ大手メーカー様に、 本社で不要となったオフィス什器を一旦お預かりし、 必要とする拠点へ再配置する仕組みを導入。 保管什器の約30%が拠点間で再利用され、新品購入費や廃棄費の削減に加え、 固定資産の有効活用や総務部門の業務負担軽減にもつながりました。
案件概要
| 業種 | 大手メーカー |
|---|---|
| サービス内容 | お預かり・レイアウト変更・拠点間移設・設置施工・買取・廃棄 |
| 対象拠点 | 東京本社および全国約20拠点 |
| 利用坪数 | 55坪 |
| 利用期間 | 通年 |
| 預かり点数 | 約325点 |
| 預かり品目 | 間仕切り・モニター・災害備蓄品・デスク・チェア・書庫 |
ご相談いただいた背景
東京本社では、最新のオフィス仕様への更新や新しいオフィス家具の導入が継続的に行われており、 役員や組織の異動に伴うレイアウト変更のたびに、 まだ使用できる間仕切りや家具などが不要になるケースが発生していました。
特に間仕切りなど固定資産として管理される設備は、 会計上の償却期間が長いため、償却途中で廃棄すると損失が発生します。 一方、全国の工場や地方拠点では既存の古い什器を長期間使用しており、 会社全体で見ると「本社では余っているのに、地方では必要としている」という 資産活用上の無駄が生じていました。
課題とご要望
東京本社で不要になった什器をすぐに処分するのではなく、一旦倉庫で保管し、 全国の各拠点で再利用できる仕組みを作りたいというご相談をいただきました。
そこで重要となったのが、倉庫に何が保管されているのかを各拠点から確認できることです。 各拠点の責任者様がストックされている間仕切りや家具などを確認し、 必要なものがあれば申請して取り寄せられる運用にすることで、 新品購入や廃棄を減らし、既存資産を有効活用することを目指しました。
アズカリバスターズからのご提案
東京本社のレイアウト変更などで不要となった什器を倉庫でお預かりし、 アイテム管理サービスを通じて保管品を可視化。 全国の各拠点から必要な什器を確認・申請し、 必要な場所へ移設・設置できる運用をご提案しました。
また、長期間保管した後に償却が完了し、 今後の再利用予定がなくなった什器については、 倉庫から改めて搬出することなく、そのまま買取へ移行できる体制としました。 保管・再利用・拠点間移設・設置施工・買取・廃棄までを一連の流れとして管理することで、 オフィス資産を最後まで有効活用できる仕組みを構築しています。


導入後の効果
お預かりした什器のうち約30%が、東京本社を含む各拠点で再利用されています。 本社で不要となった什器を地方拠点へ移設するだけでなく、 一度保管したチェアなどが再び東京本社で必要になるケースもあり、 想定以上に社内での再利用ニーズがあることも分かりました。
こうした使いまわしにより、新品購入費は年間約800万円、 廃棄費用は年間約250万円の削減につながっています。 さらに、年間約2.8トンの廃棄物と約3.65トンのCO2排出量を削減し、 コスト面だけでなく環境負荷の低減にも効果を生み出しています。
また、償却期間を終えて再利用予定がなくなった什器は、 倉庫に保管した状態から買取へ移行できるため、 廃棄そのものを減らすことができます。 産業廃棄物の手配や管理に関わる総務部門の業務も減少し、 当初想定していなかった業務効率化にもつながりました。
お客様の声
会社全体でさまざまな無駄を削減できたことに、大変満足しています。 本社で不要になったものを捨てるのではなく、 必要としている拠点で使えるようになったことは大きな変化でした。
各拠点からも、比較的新しい什器や備品を利用できるようになったと評判も上々です。 今後は家具だけでなく、集中ブースなどについても拠点間での再利用にチャレンジしていきたいと考えています。


担当より
今回は、東京本社で不要になった什器を単に保管するのではなく、 全国の拠点から「社内在庫」として確認し、必要な場所で再利用できる仕組みを整えた事例です。 保管品の約30%が実際に再利用されており、 企業内に眠っていたオフィス資産を有効活用することができました。
新品購入費や廃棄費の削減に加え、 固定資産の有効活用、廃棄物・CO2排出量の削減、 さらに産業廃棄物管理に関わるご担当者様の負担軽減まで、 複数の効果につながっています。 今後も各拠点のニーズに合わせて、保管什器を効率よく循環させる運用をサポートしてまいります。